シンガポールでは今月22日がヒンドゥー教徒のお正月、ディパバリ(ディワリ)でした。
22日にはじまり26日までの5日間続きます(インドは23日~27日)。
※22日に変わったのはシンガポールだけ、インドでは10月23日。
ディパバリ初日は午後から数件、ヒンドゥー教徒の友人宅を訪問しました。
薄々感じていたけど、娘は「10代~20代の、濃い系イケメン」好き。
ここでもちゃっかり、お兄さんの膝に乗ってお菓子食べさせてもらってるし・・・。
このお兄さん、あなたの隣に座ってるインド美女と年末に結婚予定なのよ。
ちなみに↑のお兄さんは2年前、タイプーサムで槍刺してVoid Deck担いでたお兄さんです^^
とはいえ。
娘はどこでも可愛がってもらっていました、彼女は本当に幸せ者です。
そう。私のインド系シンガポール人の友人たちは、ほとんどが娘を通じて仲良くなった人ばかりです。
←の写真に写ってるお兄さんたちは友人の甥。
この後、彼らの家にも案内されて食事をいただきました。
ディパバリ訪問はお食事やお茶をいただくので、お腹と相談しながら加減を調整しないと後でえらいことになります。。。
私たちは訪問させてもらう方が多いですが、ディパバリ期間中は親戚や友人たちも自宅を訪ねてくるので、彼らに渡すお土産を用意しておきます。
去年はインドとまったく関係のない羊羹をお土産にして、夫に「え~!?何それ、箱?え、日本のお菓子?あなたのセンスが分からない・・・
」と呆れられたものの、意外にも皆から「あの硬いゼリー(羊羹のことらしい)、美味しかった!
」と言われて、あげた本人が一番驚いてました(笑)


過去、そんなKYなお土産を用意していた私でしたが、今年は学習して素焼きのランプを用意。
お土産用の素焼きランプ(ディヤ)
↑のランプの上に乗っているのはヒンドゥーの吉祥カラー、クンクとターメリックのセット。
ヒンドゥー教ではこれを「ご加護がありますように」と額につけたり、長持ちするようにと物にも付けたりします。
こちらはパンジャーブ系ファミリーのディワリ・パーティ
↑のパーティ、今年はホストのBirthday Partyも兼ねていたのでバーテンダー付き、夫は大喜びでいろんな種類のお酒を飲んで、おかわりまでしてました。。。
もうひとつ。
実は今日25日(日付が代わってしまったので昨日ですね)は、Navratriというヒンドゥー教の三大女神をたたえるお祭りでした。
三大女神というのはサラスバティー(弁財天)、ラクシュミー(吉祥天)、ドゥルガー(Durga)で、ひな壇をつくってこの3体の人形とその他もろもろの神様人形を飾ってお祝いします。
日本のおひなまつりと同じく、Navratriもまた女の子というか女性のお祭りです。
そもそも夫が熱心ではないヒンドゥー教徒なので、うちにはこんなにたくさんの神様人形(gol)なんてありません。
でも、せっかく娘がいるので「じゃぁ、ある人形飾ってみようか?」と言うと、娘「YES、やるぅ!」と乗り気だったので“あるものでやってみよう!”ということに。
で、できたのが・・・・これ![]()

そう、どこにも女神がいないひな壇。。。単なる娘のコレクション(笑)
2段目はガネーシャを飾りプラサード(お供え)を置いたのはいいとしても、娘「これは、神様にあげるのよ。トマトとマッシュルームとね、パイパイ!(おっぱい)」
・・・・・。
娘よ、それはたぶんにんにく、ガーリックです。
菜食主義者のヒンドゥー教徒はにんにく食べませんよ。。。。
そんなもの神様に供えてどうするのでしょうか?
しかもこのひな壇、人形たちがよく落っこちるので実はすごく邪魔だったり(笑)
来年はちゃんと女神のゴルを買おうと思いました。
Navratri用のお土産、今回はピアス
こんなひな壇なんて恥ずかしくて人には見せられないよね、だから誰も呼ばないことにしよう・・・と思っていたら、近所の友人(インド系アメリカ人)が遊びにきた!
そして、ひな壇見て大ウケして「たくさん笑ったわ、ありがとう
」って帰っていきました。

う~ん、結果オーライ?
HAPPY DEEPAVALI & NAVRATRI!