毎年。
ナショナル・ディの時期になるといろいろなイベントがありますが、今年は何たってSG50。
シンガポールが50歳を迎えるという記念すべき年ということもあってか、イベントも多くずいぶん盛り上がっていました。
少し前の話になりますが、友人に誘われてシンガポール在住のインド系女子のサークルによるブライダル・サリーのファッションショーに参加しました。
最前列の白いサリーを着た女性たちはミセス・シンガポールの方と、サークル会長のRさん
ファッションショーと言っても、私も含めて参加していたほとんどが一般女性です。
(元モデルの方や現役のプロダンサーはいらっしゃいました)
サークル活動なのでスポンサーなしの自主イベント。
ショーで着るサリーは自前やレンタル、アクセサリーは仲間内で貸し借りや器用な人はハンクラしたり自腹で買ったりと持ち出しありも少なくなかったですが、華やかでキラキラしたインド系の装飾にちょっとウキウキもしたり。
☆話が最初に聞いていたことと実際はかなり違いましたが・・・・・・。今となってはそれも笑い話。
友人から誘われた時、彼女の話では「ちょっとした余興、お遊び(Just for fun)だから軽い気持ちでおいでよ~」とのことだったので、あぁ地元の盆踊りみたいなノリ、感じ?と思い込んだ私は、こちらもカジュアルに「そうねぇ、いいねぇ」とあまり深く考えず返事をしたところ・・・。
速攻でサークル会長からこのイベント用のグループに入れられ、事務連絡がどどっと押し寄せてきた時にやっと、「もしかしてけっこう大変なんじゃ・・・・・?
」と思ったものの、すでに後には引けず。

それから1時間もしないうちに練習会の案内がきて、恐るおそる練習会場に行ってみたところ・・・
・ウォーキング&ポージング指導の振付師(性別は男性 立ち居振舞いは女性以上にエレガントがお方
)がいらっしゃる!(レッスン料の支払い発生)

・しかもプロの振付師なので受講料あり
・練習はほ毎日平日は夜8時~10時、週末は午後には「止むを得ない理由を除いて参加必須☆」の勢いで計画
・WhatsAppの連絡網もひっきりなし。2時間くらい放置してたら68件とか未読が溜まっていた・・・
というような「えっ、部活?」と思ったほど熱くて濃くて。思わずタジタジした私。
インド系ってけっこう体育会系なようです、何となく感じていたけどやっぱりそうだったかと確信、断定。
学生時代を思い出しました。。。![]()
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CCやファンクションルームでの練習風景。待ち時間中も外で練習・・・気温も意気込みも熱っ!
こちらは夜の練習中
また。
インド人は時間に寛容というかルーズな印象がありましたが・・・とんでもない!
このサークルの参加者に限っては「10分前は甘い、20分前には集合よ!」と、日本人かそれ以上に時間厳守を徹底していました。
しかもそれを有限実行というからすごくて、もう。
そして。
2週間強にわたる熱いあつい練習を終えて迎えた当日。
左後方に見えるのがステージ
練習の過程で、ショーの終わりに女の子にドレープを持たせて走らせたら面白いかもという振付師の遊び心(?)提案で、4人のお姉ちゃんたちと一緒に娘もちょい役で出演しました。
レンガチョリを着てポーズをとる娘
お腹周りが気になりますが幼児なので・・・ご愛嬌
ファッションショーは、インドの5地域(東西南北&中部)ごとに5グループ、さらに各グループ内で2人1組で州や都市ごとに分かれて各地域やコミュニティのブライダル・サリースタイルをできるだけ忠実に表現して、舞台でお披露目するというもの。
※結婚式のサリーは緑という地域もありますが、このイベントはSG50にちなんでほぼ全員赤色のサリーに揃えていました。
本番
あか・アカ・赤!赤いサリーを着た参加者の皆さま
いろいろ大変でしたが喉もとすぎれば何とかで(ニヤリ
)、終わってみるとよい思い出になりました。
