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Channel: マハラニの雑記 Notebook of Indian wife
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ヒンドゥー寺院のプージャに参加!

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先日。
いきつけ(?)のスーパーで働いている、うち娘をとても可愛がってくれるマミー(インド系シンガポーリアン女性、21歳の娘さんがいる)から、「家族と一緒にお寺でプージャするからおいでよ~♪」とお誘いいただきましたので、喜んで娘と行ってきました。
 
場所はToa Payohにあるヒンドゥー寺院、Sri Vairavimada Kaliamman Temple
 
 
ここ↓
 
 
 
 
「Kaliamman」 テンプルという名前の通り、ここはKali=カーリー神を祭っているお寺です。
 
 
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 ←カーリー様。
  カーリーの肌が青いのは「青=黒い」肌の意味、土着の神様です
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↑の絵は暴れるカーリーをおさえるため身を挺してカーリーに踏まれる旦那・シヴァと、旦那さん踏んじゃったことに気づいて我に返って「あらごめんね~」って舌出してるカーリーの図。
踏まれたり、踏んじゃって舌ペロリって・・・・神様なんですよね???
 
 
 
このカーリー様。
ドゥルガーという“美人ファイター”神様の怒りから生まれたお方なだけに、とにかく存在からして「殺・殺すぞ~!」というおっかない女神。
何せカーリーが首にぶら下げてるのは戦利品?の髑髏ネックレスですから・・・。うひー!  
 
 
 
ドゥルガーとカーリーはもともと独立した女神だったけれど、今はシヴァの正妻的なポジションにいるパールバティと同一視されて“シヴァの奥様”または“シヴァの奥様のひとり(化身)”とされてるそうです。
※諸説あり
 
ヒンドゥー教の神様は化身も別名も多いので、いまだ(私には)ややこしいです。。。
 
 
 
 
 
 
 
さて。
マミーたちと待ち合わせの午後6時、娘とお寺に到着。
靴を抜いて寺院の中へ・・・。
 
 
門の下にちんまり写ってるのは娘
 
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新しいポーズ・・・?
 
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娘、お寺の中にいる僧侶に手を振ってました。。。
恥かしがり屋の母親(私)に似ず、いつでもどこでもフレンドリーで羨ましいです。。。
 
 
 
こちらは本堂(?)
 
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 ホーマ?煙い・・・
 
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マントラを唱える僧侶に続いて、寺院内の神様1体ずつまわって祈りを捧げます。
 
イメージ 11
 
お寺の中には10体ほど神様が祭られています。
 
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インドに住んでいたこともあるし、ヒンドゥー教のお寺にも何度も参拝したことはありますが、このお寺では初めて見る神様もいました。
 
ところで。
↑の左下の顔がたくさんある神様はブラフマーですか???
でもブラフマーって顔4つですよね!?あきらかに4つどころか20以上あるし・・・どなたですか?
 
 
 
 
 
 
寺院内全ての神様をまわって手を合わせた後、銀のトレイに盛られた果物などのプラサード(お供え)を捧げながらマントラを唱える僧侶、音楽隊に続いて寺院内を一周。
 
こちらは音楽隊の方々
 
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戻ってきたところで、本堂の右側に引かれたカーテンがジャジャーン!とご開帳されて現れたは・・・・。
 
 
胴体部分が野菜でできた神様!
 
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南インドの収穫祭(マカラ・サンクランティ)の時に、豊穣祈願で↑のような野菜で神様を飾ってお祝いするのは知っていましたが、この神様も同じような意味があるのでしょうか?
 
それにしても・・・野菜や果物を一本一本糸でつなぐのは半裸の男性フェロモン☆ムンムンメタボな僧侶の方々なんでしょうかね。。。?
 
いや、さすが、お見事でございます!
(しかもこちらのお寺の僧侶の皆様、某メンズアイドルグループばりのマイクの持ち方でバジャン(ヒンドゥー教版・賛美歌)を輪唱していました。
こ、こなれてる・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなこんなでプージャ終了後。
 
寺院奥にあるカーリーが祀られている小さな祠にて、トレイに割ったココナッツにオイルを注いで火を灯したものを載せ、トレイを捧げて祠を3周してお祈りしました。
 
 
ココナッツ代は$5
 
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こちらが燃えるココナッツ
 
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この後、プラサードの軽食(ポンガル、ビリヤーニ、ワダなど)をいただいて、無事終了。
 
 
 
 
 
 
 
 
インド人の夫がいる私ですが、ヒンドゥー教の祭事は複雑でいまだに分からないことがたくさんあります。
 
この日もマミーや彼女の家族、一緒に参加していたマミーの同僚(皆さん顔なじみ)から、私はたくさんのことを教わりました。
 
このマミーはタイプーサムに誘ってくれた人で、うちの娘はタイプーサムの時から彼女の家族からもとても可愛がっていただいています。
 
インド人の妻とは言えど、日本人の母親では娘にヒンドゥー教文化を正しく教えることはできませんが、マミーのような方とのご縁のおかげで娘にヒンドゥー文化を体験させることができ、いつも感謝の気持ちでいっぱいになります
 
 
いつもありがとう、マミー
 
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