インドでは路上を走る乗り物には(規定上ではあるのかもしれませんが)、重量制限とか人数制限という言葉の存在がないのかねぇ~という光景を目にしたものでした。
たぶん大人なら3人でぎっしりだと思うオートリキシャにだって大人が4,5人乗り込んでいたり、荷物なら乗り切らないものを屋根にくくりつけたりとか、とりあえずどうにか載せればいいやという感じで車体からはみ出してたり・・・・。
とにかくいろいろ、何でもあり!な感じでした。
乗ってるのはお子様たちですが、まず乗せる親御さんたちの方がどうかと。。。
インドのどこかを走ってる電車。
そしてこのはみ出してるお兄さんたち、電車が完全に止まる前に飛び降りる・・・こんなところで急がないで他のところで時間守ったらどうかと。。。
こういうのは日常茶飯事。
たまに走行中に紐が解けて路上に散乱、えらいことになってる場合も(もちろんおかげで渋滞
)

一方のシンガポール。
シンガポールのタクシーに乗ると、窓や車内に貼られている「Seating capacity」のステッカーを目にしますが、“そうそう、これが普通だよね”という定員人数です。ほっとします。
←これ。
子ども6人はちよっとキツい気がしますが・・・![]()

そして、今までシンガポールで重量や定員オーバーなタクシーを目にしたことはないので、シンガポールは規則に厳しいだけあって注意事項も細かいのね~くらいに思っていました。
でも、先日。
見た目&お話になってる言葉で間違いなく「あなた方インド人ですね!」という5人のご一行様が、1台のタクシーに5人全員で乗り込もうとして運転手さんに叱られている場面を目撃しました。。。
※彼らが話していた言葉はシンガポールでも耳にするタミル語ではない、別なインド公用語でした。なのでたぶん、インドからいらした方かと推測。
その様子をちょっと離れて覗き見ていた私からもタクシーの運転手さん(中華系)がスリムなことは見て取れましたので、「ま、まさか運転手が細身だから、客が1人くらい多くても大丈夫とか思い込んでるとか????」と申し訳ないと思いつつ、興味津々
見守ってしまいました。。。

(そもそも私の目から見てもお二人のご婦人の方はかなりふくよかでいらっしゃいましたので、定員の4名でもかなりぎっしり、キツいかと。。。)
結局。
タクシー運転手にお説教、説得(?)され、2台に分かれて乗車して行かれました。
運転手さん、お疲れ様でした、最後まで(勝手に)見守った私もほっとしました(笑)
観光客の多いシンガポール、タクシーの定員表示は国民というよりも旅行者のためだったのね~と妙に納得した出来事でした![]()
