前回の続き、ベンガルールの家の話です。
ようやく入居(とりあえず住める状態)できるようになった家に入ってみました。
ドアには鍵が4つもついているようですが、なぜがそのうちの2つがうまくかからないようです。
インドのお約束的な「たいてい何かが壊れてる」
早くも嫌な予感がします。
気を取り直して。
ドアを開けて真っ先に目に飛び込んで来たのは…室内に散乱した空き箱と梱包材。
おまけに床はセメントか砂かわからないものでザリザリ。
子どもの部屋でこの有り様・・・![]()

そうです。
インドで怒ったり呆れたりため息ついて暮らした時から10年も経ってすっかり忘れてましたが、インドは各々その与えられた仕事だけをこなすのが当たり前というかそれだけの国。
建設従事者はあくまで建物をつくるのが仕事で、それによって出たごみを片付けのは別な人たちの役割で。
なのでやりっ放し。
日本だったらこんな状態で家を引き渡されることはまずありえない!
でも、ここはインド。これが普通…。
またすごいのが。
壁の塗料が窓ガラスに飛び散ってる!![]()

そもそもプールやクラブハウスだってあるコンドなのに、塗装が微妙にはみ出してたりも。
養生という言葉はインドにないらしい…
でも近所のスーパーにマスキングテープは売ってました・・・???
ガムテープの薄いものくらいに思ってるとか?
メイドや掃除の人を頼もうと思いましたが、間違っても日本の大手掃除会社のような
こちらが指示を出さなくても完璧に仕事をしてくださるプロのクリーナーさんは来るわけがないし、まずインドではこと単発の仕事に人を頼むとストレスの方が大きかったり。
なので、運動がてら(?)夫とちまちま窓の塗料を剥がして窓を拭いたり、掃除機をかけたり水を巻いたり頑張りました。
甲斐あって、ようやく片付きました。汗だくでした。
シンガポールだと1、2 時間位で終わることがインドでは3倍くらいの手間がかかります・・・。
そして。
ようやくほぼゼロ状態になった室内で、今度はプージャです。
そう、汚れること200%![]()

あぁ・・・(遠い目)
続く